旧北上川堤防にカフェなど出店 石巻市、事業者の募集開始

オープンカフェや屋台の出店を募集する旧北上川右岸の堤防

 石巻市は15日、同市中央2丁目の旧北上川右岸堤防を商業活動のスペースとして活用する社会実験を6月に始めるのに伴い、売店やオープンカフェなどを出店する事業者の募集を始めた。実験は水辺空間を生かしたにぎわい拠点整備の一環。来年3月まで実施し、事業者や住民のニーズを探る。

 実施場所は、いしのまき元気いちば近くの堤防で、延長約200メートル、敷地面積は656平方メートル。テントや屋台、キッチンカーを使った飲食店などの出店を想定する。

 市と北上川下流河川事務所などは昨年12月、官民組織「旧北上川堤防利活用協議会」を発足させるなどし、堤防の利活用策を議論している。川辺と一体となった空間をつくり、市民の憩いの場や観光客の誘客拠点にする計画。堤防は市と同事務所が整備を進めており、6月中に工事を終える予定。

 市は事業者の募集要項を15日に公表した。事業内容の説明会が17日午後5時から、市かわまち交流センターである。応募書類の受け付けは22〜26日。

 対象は市内に本社や支店を有する法人と、開業を届け出ている個人事業主。提案内容や企画の実現性などを審査し、5月下旬以降に事業者を決定。6月から契約締結や出店準備を始め、営業開始は8月を見込む。

 市河川港湾課の担当者は「将来的には石巻市の目玉になる場所。多くの事業者に参加してほしい」と話した。


2019年04月16日火曜日


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