東松島・矢本海浜緑地が再開園 パークゴルフ場新設、石巻地方最大

54ホールを備えた県内最大級のパークゴルフ場。誰でも利用できる休養施設(奥)を備えた
大型遊具を備えた西側エリア。芝生やバーベキューができる広場もある

 東日本大震災で被災し、休園していた東松島市大曲の県立都市公園矢本海浜緑地が再開園する。石巻地方最大の54ホールのパークゴルフ場を新設し、遊具や芝生の広場を整備。市民の健康増進や、交流人口の拡大に期待が高まる。遊具や芝生の広場は26日、パークゴルフ場は27日から一般開放。26日午後2時から、県と市が開園式を開く。

 プレオープンとして18日午前8時半〜午後3時、パークゴルフ場を無料開放し、プレーを体験できる。

 北上運河南側の敷地11.2ヘクタールのうち、臨港道路を挟んだ東側8ヘクタールをパークゴルフ場、西側3.2ヘクタールを芝生や大型遊具を設けた憩いの広場とした。

 パークゴルフ場は、芝生の養生のため今秋までは4コース36ホールを開放。一時避難所として海抜8メートルの築山を造成し、日本パークゴルフ協会公認コースに認定された。

 休養施設は鉄骨3階で、延べ床面積は約500平方メートル。1階に74席の食堂を設け、麺類や丼類などを提供する。2階休憩室と屋上展望デッキは、航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の離着陸を間近に眺められる。

 西側の広場は約7000平方メートルの芝生広場と、滑り台やブランコなどの大型遊具を設置。バーベキュー台9卓を設けた。

 駐車場は、運河の南北3カ所に計689台を造成。

 総事業費は県が全体の整備に復興交付金などを活用して約21億5000万円、市が休養施設などに約2億5000万円を充てた。海浜緑地は1980年、同市矢本から同市牛網の海岸林沿い16ヘクタールに開園。震災前は年間約15万人が利用した。県は地元住民と意見交換を重ね、パークゴルフ場を盛り込み再整備した。

 パークゴルフ場は一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)が指定管理者となる。HOPEのパークゴルフ場支配人八木啓太さん(34)は「中高年や家族連れが気軽にできるスポーツ。楽しみながら健康増進に役立ててほしい」と話す。

 パークゴルフ場は年末年始を除き無休。利用時間は午前8時半〜午後5時。利用料は高校生以上500円、中学生以下300円、用具貸出料300円。連絡先はHOPE0225(98)7089。

 西側の広場は、毎週火曜定休、午前8時半〜午後6時。入場無料。連絡先は指定管理者の東北ダイケン0225(82)9472。


2019年04月17日水曜日


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