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三浦由美さん

■一人一人の輝きを育む/県石巻支援学校校長・三浦由美さん(57)

 高校時代、失語症の女児と出会い、自分と違う視点や発想を知りたいと大学で障害児教育を学んだ。「障害や個性は一人一人全く違う。まだまだ勉強中です」と語る。

 石巻市の小学校勤務などを経て、県教育庁特別支援教育課教育指導班長から22年ぶりに石巻支援学校に赴任した。児童生徒の手の動きや視線を頼りに、言葉にできない感情をくむ。

 「それぞれの障害や教育的ニーズを把握し、可能性を引き出すのが役割。教職員の発想を生かして長所を拾い上げ、一人一人が輝ける教育を展開したい」と強調する。

 同校は地域との交流に力を入れ、近隣の須江小との事業は30年ほど続く。前回の勤務時には両校の児童生徒が支援学校に泊まり、食事作りや入浴を共にした。

 2016年度には須江小に校長として勤務。「児童や住民が障害を当たり前に受け入れていて、長年の成果を実感した」と笑顔で話す。

 「社会に出た時を見据え、自分の得意や苦手を知り、多くの人と理解し合える力を育みたい」

(みうら・ゆみさん:1961年9月、北海道苫小牧市出身。宮教大卒。石巻市真野で夫、長男、義母と4人暮らし。)


2019年05月15日水曜日


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