靴下人形・おのくん、誕生7年祝う 着ぐるみも登場 東松島

おのくん(中央)も登場しステージイベントを盛り上げた

 東日本大震災で被災した東松島市の女性たちが靴下で作るサルの人形「おのくん」の生誕祭「めんどくしぇ祭2019」(空の駅プロジェクト主催)が4日、同市小野市民センターであり、おのくんを購入した全国の「里親」らが誕生7年を祝った。

 ステージでは歌やダンス、声優との伝言ゲームを展開。おのくんの着ぐるみが登場し、かわいらしい動きで沸かせた。ステッカーや絵本といったおのくんのグッズ販売や、おのくんのアクセサリー作りもあった。仙台市の「ミュージックエンドレス」を拠点に活動するダーツのプロ選手が初参加し、ダーツのイベントを通じて盛り上げた。

 埼玉県所沢市から家族3人で訪れた主婦遠藤愛美さん(28)は「お出掛けのときも、おのくんを一緒に連れていっている。おのくんを通じていろいろなつながりができるので、もっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 「空の駅プロジェクト」の代表の一人、武田文子さん(68)は「これからも生誕祭は続けていきたい。今後は国内外の里親さんの連絡網を作って、ネットワークを広げたい」と話した。

 おのくんは2012年4月20日、東松島市の小野駅前仮設住宅で誕生した。同市のJR陸前小野駅前の「空の駅」などで、プロジェクトメンバーの女性20人が製作している。これまで約18万個が里親に引き渡された。


2019年05月16日木曜日


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