石巻高生、薬物の恐ろしさ学ぶ 税関職員が講話「1回でも乱用」

荷物の臭いをかぎ分ける麻薬探知犬

 高校生に違法薬物の現状や恐ろしさを理解してもらおうと、横浜税関仙台塩釜税関支署石巻出張所は10日、石巻高(生徒686人)で「薬物乱用防止教室」を開いた。

 上席監視官の伊藤磨氏が、「薬物乱用の恐ろしさ」「規制薬物の乱用と実態」「密輸の実態」「麻薬探知犬について」の4つのテーマで講話した。

 伊藤氏は、全国の税関での覚醒剤の密輸摘発件数が171件、押収量は1150キロで、史上初めて3年連続1トンを超えたと紹介。「薬を遊びや快感を得るために使用した場合、1回でも乱用になる」と強調した。「関東近辺では高校生にも乱用の事例がある。薬物には手を出さないでほしい」と呼び掛けた。

 講話の最後には麻薬探知犬の実演もあり、麻薬の香りがついた物を足首に付けた生徒を6人の中から捜し当てた。

 実演に参加した3年の西條未来さん(18)は「探知犬の摘発事例が多いことにとても驚いた。薬物に手を出さないことはもちろんだが、より気を付けていきたい」と語った。


2019年05月16日木曜日


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