待望のカツオ、石巻魚市場に23.5トン 「色、肉質ともに良好」

ベルトコンベヤーで運ばれたカツオを選別するおなじみの光景が見られ、市場内は活気に包まれた

 夏漁の主役となる生鮮カツオ23.5トンが15日、石巻魚市場に初水揚げされた。16日には巻き網船2隻が入港し、冷凍のマグロやカツオなど約30トンを水揚げする。本格的な夏漁の到来に市場は一気に活気づいた。

 今シーズンのトップを切って水揚げしたのは日東水産(北海道稚内市)所有の巻き網船「第36日東丸」(388トン)。14日昼に日立・鹿島沖で漁獲したという。午前6時に水揚げ作業が始まり、ベルトコンベヤーで運ばれる銀鱗(ぎんりん)のカツオをスタッフ十数人がサイズごとに選別した。乗組員は「1.8キロから2.5キロの中小主体」と説明。

 魚市場の志摩喜代一専務(69)は「脂は若干少ないものの、色目、肉質とも良いものがそろった。おいしいよ」とPRした。

 価格は1キロ当たり特大が700円、大が710円、中が470〜450円。中小が300〜250円と比較的安めに推移した。廻船問屋などの関係者は「アニサキスの問題も影響しているかもしれない」と分析した。

 16日は、夏漁の先陣を切って先月23日にクロマグロ10トンを初水揚げした福島漁業(八戸市)所有の巻き網船第83惣宝丸と、第88惣宝丸の2隻が入港する。魚市場は「相次ぐ入港は大きな弾みになる。今後の夏漁の加速に期待したい」と話している。


2019年05月16日木曜日


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