地域力の向上へ 石巻市防災士協議会、26日発足 

 東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市で、地域の防災リーダーとなる防災士で構成する連携組織「石巻市防災士協議会」が26日に結成される。県内の市町村で防災士の連携組織は初めて。

 震災の教訓の伝承と市民による「自助・共助」を推進し、地域防災力の向上を目指す。

 協議会のメンバーは、市全体で防災士の資格を取得している442人。災害発生時はもとより、平時から地域の防災リーダーとして、防災知識の普及啓発、防災訓練や危険箇所の点検、防災資機材の備蓄などの活動に取り組む。

 協議会の設立総会は26日午前10時半から、市防災センターで開かれる。

 市は2014年度から防災士の養成に力を入れ、18年度までに市の講座で291人が資格を取得した。今後、防災士同士の交流を深め、切磋琢磨(せっさたくま)する環境の構築が必要と判断。協議を重ね設立にこぎ着けた。

 亀山紘市長は「防災士に役割を担ってもらうことは多く、協議会の設立を契機にスキルアップしてもらい、市としてはどのような場面で連携できるのか考えていきたい」と話した。

 防災士は、NPO法人日本防災士機構による民間資格。


2019年05月18日土曜日


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