石巻花市場まつり 東松島の新施設完成祝う

模擬競りでお気に入りの花を競り落とす参加者

 新施設が昨夏完成した東松島市赤井の石巻花卉(かき)園芸を会場に19日、初めての「令和元年 石巻花市場まつり」(実行委主催)が開かれた。地元や世界各地の多彩な花の展示即売や模擬競り、ブーケ作りなどのイベントを展開し、消費者と生産者、市場関係者らが交流を深めた。

 新施設の披露と花の魅力をアピールしようと開催。花卉生産者が丹精して栽培したキクやバラなどのほか、フィリピン産の真っ赤な花が特徴的なモヒカンなど世界の花々も展示。石巻地区華道協会の生け花の大作も紹介した。

 花への関心を高めてもらおうと模擬競りもあり、参加した一般客が普段は買う機会の少ない数十本単位の花束などを次々と競り落とし、歓声が上がった。

 コチョウランやバラ、キクを競り落とした石巻市万石浦、会社員佐藤美恵子さん(39)は「3人の娘たちも花好きでイベントに参加した。フラワーアレンジメントに活用して楽しみたい」と笑顔で話した。

 会場では生花店によるブーケ製作のデモンストレーションや、石巻グランドホテルの協力でフラワーブライダルの記念撮影も催し、若い世代の関心を集めた。屋外では石巻地方の飲食店や水産会社などが出店し、自慢の味を提供した。

 石巻花卉園芸の鉄骨造りの真新しい施設は卸売場や加工、保管スペースなどが整う。

 立花善夫社長は業務効率の向上を踏まえながら「保冷保管設備も充実しており、鮮度を維持した花を提供できる。まつりは今後、節目での開催を検討したい」と話していた。


2019年05月21日火曜日


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