起業促進へ 東松島市、補助金申請受け付け10日開始

 石巻地方で初めて中小企業・小規模企業振興基本計画を策定した東松島市は、市創業支援補助金申請の募集を10日に始める。起業などを促し地元産業、経済の発展に向けて基軸となる同計画の具現化と実効性を高めていく。

 市は「東日本大震災後の地域経済の活性化は重要課題だ。機運の醸成と環境を整え、一人でも多くの創業をバックアップしたい」と力を込める。

 創業支援補助金は、東松島市内で創業を目指す個人と中小企業者が対象で、今月28日まで受け付ける。創業に伴う事務所や設備・備品購入といった経費について、250万円を限度に補助する。

 補助金についての募集は、同計画に先行して2018年度に8月の1回だけ実施したが、応募は市内の3件だった。本年度は9月にも実施し、創業に向けた機会を増やす考えだ。

 さらに、対象要件も拡大させた。昨年は既に営んでいる場合は該当しないという判断だったが、今年は既存経営者でも異業種を開業する場合は補助対象とし、門戸を広げた格好だ。

 市は500万円を予算措置した。応募については東松島市商工会の創業支援セミナー、石巻産業創造の創業開成塾と、2018年度まで実施した石巻信用金庫のいしのまきイノベーション企業家塾を受講し、特定創業支援等事業に関する証明書の交付を受けていることが必要になる。

 振興基本計画を県内では登米市、七ケ浜町に次いで5月に策定した東松島市商工観光課は「創業が相次ぐことで地域に活力が生まれ、雇用創出にもつながる。今後はパンフレットの配布といったPRに力を入れ、創業機運を高めていきたい」としている。

 連絡先は同市商工観光課商工企業推進班0225(82)1111。

※創業支援補助金 - 東松島
http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/index.cfm/27,920,86,html


2019年06月08日土曜日


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