未来都市選定・モデル事業認定目標 石巻版SDGs導入へ 石巻市

 石巻市は本年度、「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に向け、経済・社会・環境の三つの視点から持続可能なまちづくりを展開する「SDGs未来都市」への選定と、先進事例となるモデル事業認定に取り組む。2030年を目標に市が目指すべき将来像を設定。20年2月の提案に向けて作業を進め、早ければ同年10月に「石巻版SDGs」が始動する。

 SDGs未来都市は内閣府が選定する。市は来年2月の3回目の公募に向け、課題の整理など提案の準備を進める。モデル事業に認定されると、1件当たり最大3000万円が補助される。不採択となった場合、市の独自財源で取り組む方針。

 提案に当たっては目標年の30年に向け、国連が定める貧困や環境、教育などの17項目の分野を踏まえ、市独自の指標を立てる。モデル事業は20年から3年間を想定する。

 未来都市に選定、モデル事業に認定された後は「SDGs未来都市計画」などの計画書を作成する。

 東日本大震災からの復興を進める市は、ポスト復興を見据え、人口が減少する縮小社会の中で持続可能で発展するまちづくりのため、SDGsに着目した。

 市は「経済、社会、環境のバランスが取れ、三つの側面のつながりを重視した事業の展開を目指す」と説明する。

 SDGs未来都市について、内閣府は18年6月に全国の29自治体を初めて選定、東北からは東松島など3市町が選ばれた。


2019年06月11日火曜日


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