遠隔操作式大型草刈り機 人手不足に威力発揮 石巻・旧北上川流域

広い河川敷の除草で威力を発揮する遠隔操作式の大型草刈り機

 旧北上川などの河川敷の除草作業で、遠隔操作式の大型草刈り機が威力を発揮している。

 国土交通省北上川下流河川事務所が所有し、除草を受注した企業に貸し出す。同事務所管内で除草する河川敷の面積は2071万平方メートル。このうち大型草刈り機は約4割に当たる846万平方メートルで稼働している。

 1平方メートル当たりの経費は約10円で、人力で操作する従来の機器に比べ約4分の1。全体で2600万円程度の経費削減効果があるという。

 大型草刈り機は1999年に導入され、現在稼働するのは16台。同事務所は「除草は重労働で人手確保に苦労するケースが多い。狭い場所や急勾配は人手が必要だが、省力化の効果は大きい」と説明する。

 石巻市水明付近の旧北上川の河川敷では4日、作業員1人がラジコンを操作し、深々と茂った雑草を刈り取っていった。

 除草作業は洪水が発生しやすい7〜9月の前と、夏が過ぎた時期の年2回実施する。刈草は畜産農家に飼料や敷きわらとして無償提供される。


2019年06月11日火曜日


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