ペチュニア里帰り 長野・松川高生、石巻・湊小などに寄贈1200株

花壇に花を植える湊小の児童と松川高の生徒たち

 東日本大震災の被災地支援に取り組む長野県松川高の生徒と教職員ら約20人が7日、石巻市湊小(児童136人)を訪れ、自分たちで育てたペチュニアやマリーゴールドの苗を寄贈した。ペチュニアは震災直後、湊小に咲いていた花の種を長野に持ち帰り育てたもので、2012年から毎年石巻地方に届けている。

 生徒たちは湊小の5年生26人と、昇降口脇にある花壇に約200株を植栽。好きな食べ物や最近流行している遊びなどについて会話しながら、協力して作業した。

 今野優翔君(10)は「一緒に植えられてうれしかった。きれいに咲き続けるよう大切に育てたい」と感謝した。

 寄贈した花は、松川高生徒会やボランティア部の生徒と地域住民が愛情込めて育てた。特にペチュニアはデリケートで、水やりの加減などに苦労したという。

 3年の光沢秀弥さん(17)は「花を通して思いをつなぎたいと取り組んできた。喜ぶ姿が見られ、育てたかいがあった」とはにかんだ。

 一行は2泊3日で同市の大川小旧校舎や女川町の女川中、相馬市など被災地を訪問し、花の苗約1200株を贈った。


2019年06月12日水曜日


先頭に戻る