JAL国際線に「石巻銀鮭茶漬け」採用、12月から 販路拡大にも期待

商品を手に持ち採用を喜ぶ阿部社長

 石巻うまいもの株式会社が手掛けた石巻金華茶漬けの一つ「石巻銀鮭茶漬け」が、日本航空(JAL)国際線日本発ビジネスクラス「2食目のアラカルトメニュー」に採用されることになった。期間は12月1日から2月末までの3カ月間。製造元の丸平かつおぶし(石巻市門脇町1丁目)の阿部真也社長は「宮城の銀ざけや商品を国内外に知ってもらえる良い機会。販路拡大にも期待したい」と話している。

 「石巻銀鮭茶漬け」は、ホヤやサバ、タラコ、サンマ、カキなど、それぞれの素材を生かした専門店(水産加工会社)が製造しているのが売り。パックした県産銀ザケ(横10センチ前後、縦4センチ前後)と、だしの素に丸平のかつおぶし上粉や富士國物産(同市流留)の三陸産ワカメなどを使用。風味豊かな高タンパク質でビタミン、ミネラルが豊富なことも特徴だ。

 JALは、日本発−ニューヨーク(2便)のほか、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドン、パリの計7便のビジネスクラスで予定。3カ月間で約7700食を見込んでいる。

 JAL東北地域活性化推進室(仙台市)の安田勝広マネージャーは「毎年9月末に行われる選定会議で、銀ザケが大きくて見た目も良く、高級感があった」と採用理由を説明。素材に宮城の銀ザケを取り入れ、東日本大震災からの復興というストーリー性も評価した。

 南三陸町志津川や女川町で養殖される宮城の銀ザケは、全国の生産量の9割を占め、近年は回転すしでも人気を集めている。

 茶漬けは、2食入りで648円(税込み)。上品の郷「道の駅」(石巻市小船越)や、石巻うまいものマルシェ(石巻市立町2丁目)などで販売している。

 阿部社長は「銀ザケだけでなく他のお茶漬けの知名度アップにもつながれば…」と、波及効果に期待を寄せている。

<直営店舗が移転、立町での営業あすまで>

 石巻うまいもの株式会社の直営店「石巻うまいものマルシェ」が、石巻市立町2丁目から魚町2丁目の市水産総合振興センター1階に移転する。立町は30日まで営業。

 新店舗は7月5日午前10時にオープン。7日までの3日間は、2000円以上(税別)の買い物客先着200人に斎太郎食堂の食事券500円分を贈呈する。5、7の両日は石巻焼きそばやかき氷などのキッチンカーが登場。7日午前11時からシンガー・ソングライター萌江さんのスペシャルライブも予定。石巻魚市場前に無料駐車場がある。


2019年06月29日土曜日


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