演劇の輪広がる コマイぬ公演に市民3人初参加 石巻

初めて一般市民も朗読に加わる。車座になって行われたよみ芝居

 コマイぬの「月いちよみ芝居第十三夜」が先日、石巻市中央3丁目の旧観慶丸商店で行われた。地元劇団「スイミーは まだ 旅の途中」の団員や初参加の一般市民など、これまでで最多の10人が出演。街中に演劇の輪が広がった。

 13回目で初めて市民に参加を呼び掛けたところ、石巻市や仙台市、松島町から女性3人が応募。劇団員に交じってよみ芝居に挑んだ。

 上演スタイルも工夫。出演者10人が車座になって、涌谷町在住の作家郷内心瞳さんの作品「田舎怪異百物語」を朗読。まるで自分が体験したように、世にも不思議な出来事を順番に披露した。観客は車座を取り囲むようにして耳を傾けた。

 石巻市須江からよみ芝居に参加した本川久美子さんは「演劇経験はゼロだったが楽しかった。演劇による街づくりに加わることができて良かった」と話した。

 2013年にコマイぬを結成し、昨年から月いちよみ芝居を始めた石巻市出身の俳優芝原弘さんは「新しい出会いが生まれた。仲間を増やして古里を、芝居で活気づけたい」と語った。

 第十四夜は24日午後7時から旧観慶丸商店で行われる。入場無料。連絡先は芝原さん090(4041)8168。


2019年07月05日金曜日


先頭に戻る