船員も熱中症に注意を 石巻で安全衛生講習会

熱中症対策について講義する大塚さん

 石巻地方2市1町の船舶所有者と所属船員を対象にした「船員労働安全衛生講習会」が9日、石巻市水産総合振興センターであった。

 国土交通省と水産庁が毎年9月に実施している「船員労働安全衛生月間」にちなんだ活動の一環。船員災害や疾病の未然防止を目的に、船員災害防止協会東北支部石巻地区支部と東北運輸局石巻海事事務所が主催した。

 約80人が出席した。大塚製薬工場OS−1事業部仙台支店の大塚賢人さんが「船員熱中症対策」、石巻海上保安署の津幡司署長が「最近の人身事故状況について」をテーマに講義をした。

 大塚さんは脱水症状の原因や熱中症について説明。「食事が取れなかったり食事を抜いたりすると脱水症状になりやすい。対策の第一歩は3食をきちんと取ること」と強調し、規則正しい生活の大切さを説いた。

 熱中症の症状にも触れ、「I度の症状(大量の発汗、めまい、立ちくらみ、こむら返り)が出たらすぐに冷所に避難し、安静にして体を冷やし、水分・塩分を補給する」と解説した。

 「熱中症は20〜60代未満で、外で仕事をしている男性が圧倒的になりやすい。7、8月がピーク。梅雨明け後は特に気をつける」と注意を促した。

 軽度から中等度の脱水症状になった人に適していると言われる経口補水液の効用も説明した。


2019年07月11日木曜日


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