チュニジアパラリンピック委、石巻視察 事前合宿候補地に前向き

合唱を披露してチュニジアパラリンピック委員会のメンバーらを歓迎する児童たち

 2020年東京五輪・パラリンピックで石巻市を事前合宿の候補地として検討するチュニジアパラリンピック委員会のメンバーらが11〜13日、市内のスポーツ、福祉施設などを視察した。12日には同市貞山小を訪れ、児童たちと交流した。

 委員会のムズギ・モハメッド会長ら4人が訪問。在日チュニジア大使館のモハメッド・トゥカブリ1等書記官が3、4年生計60人に対し、チュニジアの文化遺産や自然などを紹介した。

 児童たちは石巻の印象や好きな日本語、日本食などを質問。校歌などを合唱して歓迎した。4年生の若狭大翔(はると)君(9)は「チュニジアのことをたくさん知れて良かった。選手たちが来たら握手をしたい」と話した。

 チュニジアの一行は、合宿時の練習場所として想定する市総合運動公園や河北総合センター、石巻専修大などに加え、選手が入浴などで利用するデイサービス施設なども視察した。

 ムズギ会長は「見学した施設にはとても満足した。合宿は選手20人ほどで、2週間から20日間を考えている」と説明。「温かい歓迎に感動した。東日本大震災の復興支援としても合宿を実現させたい」と意欲を語った。

 チュニジアは震災被災地を対象にした「復興『ありがとう』ホストタウン」の相手国に決まっている。


2019年07月15日月曜日


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