石巻市長面・大杉神社の奇祭「アンバサン」、市無形文化財に

石巻市の指定無形文化財に指定された「アンバサン」=2019年2月

 石巻市の亀山紘市長は8日の定例記者会見で、長面地区にある北野神社末社・大杉神社で300年以上続く奇祭「アンバサン」を市指定無形文化財に指定したと発表した。

 毎年2月8日直近の日曜日に神社総代、地区の役員、氏子らが実施。参加者は儀礼の中でヘソビといわれるすすを大根で互いの顔に塗りつけ、太鼓に合わせて唱え言葉を唱和し、大漁、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。

 東日本大震災で地区が災害危険区域に指定され、居住できなくなってからも元住民が集まり伝承してきた。

 亀山市長は「人々の信仰を受け、地域で親しまれ、伝承され続けてきた歴史的背景に価値が認められる」と指定の理由を説明した。


2019年08月12日月曜日


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