石巻市、移住支援最大100万円 10月に事業開始 UIJターン後押し

 東京一極集中の是正が喫緊の課題となる中、石巻市は、UIJターンを後押しするため、移住支援事業に県と共同で取り組む。東京圏から石巻に居住し県内に就職した場合、2人以上の世帯に「移住支援金」を最大100万円支給する。10月に事業をスタートする予定だ。

 国の地方創生推進交付金(移住・マッチング支援)を活用して実施する。関連予算を計上した本年度一般会計補正予算案を市議会9月定例会に提出する。

 移住支援金の対象は、東京23区在住者または23区以外の東京圏からの通勤者。県が都内に開設する「みやぎ移住サポートセンター」に登録し、石巻市に移住して県が選定した企業に就職した場合、2人以上の世帯は100万円、単身世帯は60万円を上限に支給する。

 同サポートセンターは移住者と就職先企業とのマッチング支援を行う。

 現在、県は受け入れ企業を募集しており、市は10月に対象となる移住者の申請受け付けを始める予定。

 県は年間200人の移住支援金の支給を目標としており、人口規模や事業所数に応じて各市町へ配分を決めている。石巻市は100万円の移住支援金の支給が初年度は5人、次年度以降は10人となっている。

 地方創生推進交付金(移住・マッチング支援)は東京一極集中の是正が目的。県と石巻市を含む各市町は共同で内閣府に申請し、このほど認められた。

 交付金が適用される期間は2019〜24年度。国はこの6年間で東京圏から計6万人を地方に移住させる目標を設定している。

 市地域振興課は「移住支援金の制度を呼び水に、東京圏からの移住・定住者を1人でも多く増やしていきたい」と話している。


2019年08月14日水曜日


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