大型客船オーシャンドリームが石巻来港、6年ぶり 被災地ツアーなど実施

6年ぶりに石巻港を訪れたオーシャンドリーム

 パナマ船籍の大型客船「オーシャンドリーム」(3万5265トン)が21日、石巻市の石巻港雲雀野埠頭(ふとう)に寄港した。国際NGO「ピースボート」が企画する日本1周クルーズで、来港は2013年10月に続き2回目。

 東日本大震災の被災地を乗客が巡るツアーなどを実施したほか、船内では市民を招待した見学会や舞台の上演などもあった。

 埠頭では、石巻地方2市1町や県などでつくる石巻港大型客船誘致協議会が歓迎イベントを開催。午前7時ごろに船が入港すると、関係者が大漁旗を振り、石巻市雄勝町の伊達の黒船太鼓保存会が演奏を披露して歓迎した。

 乗客は約1100人で、ほとんどが国内観光客。松島や平泉を訪れるツアーに加え、震災遺構を語り部と巡ったり、女川町の復興まちづくりを見学したりするコースも用意され、多くの乗客が利用した。

 船内では、ピースボートの震災ボランティアが石巻で活動した経験を基にした舞台「イシノマキにいた時間」を上演し、市民ら約540人が招待された。

 オーシャンドリームは8月4日に大阪を出港。広島や韓国・釜山、ロシア・ウラジオストク、北海道室蘭などを経て、最終寄港地として石巻に来港した。

 ピースボートの担当者は「復興支援に関わったピースボートにとって、石巻は意味の大きい寄港地の一つ。来年7月の来港も決まっており、今後は継続して訪れたい」と語った。

※客船寄港情報 2019年 - 石巻市
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10507100/20181227145942.html


2019年08月22日木曜日


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