障害者自立を考える 「道草」上映、監督らトークイベント 石巻

トークイベントで映画の撮影を振り返る宍戸監督(中央)

 自閉症と重度の知的障害のある青年らの自立生活に密着したドキュメンタリー映画「道草」の上映会が1日、石巻市かわまち交流センターで開かれた。同市のNPO石巻広域ソーシャルスキルトレーニングの会アドベンチャークラブが主催。市民ら約120人が参加し、障害のある人が地域の中で暮らしていくために必要なことなどを考えた。

 映画は石巻地方では初の上映。親元や入所施設から離れ、介護者のサポートを受けながら自立生活を送る日常を映す。

 宍戸大裕監督と同クラブのメンバーらによるトークイベントもあった。宍戸監督は撮影を通して感じたことについて「誰もが何かしらの迷惑を他人にかけて生きている。それで良いということを彼らに教わった。どう見られても平気でいる彼らをすてきだと思った」と語った。

 同クラブの桜井育子さんは「障害のあることを地域のいろいろな人に知っていてもらうことが大事。当事者だけで集まっていても広がらない。この映画に出合い、石巻の街中で上映したいと思った」と話した。

※NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ https://www.facebook.com/adventure2003/
※映画『道草』 https://michikusa-movie.com


2019年09月10日火曜日


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