「こめぼこ」ヒット、高校生ら移動販売 石巻・東北楽天ファーム戦

こめぼこを販売する石巻専修大の学生ら

 石巻専修大と石巻北高、宮城水産高は8日、石巻市民球場であったプロ野球東北楽天イーグルスのファーム公式戦で、3者が商品化した米粉入りかまぼこ「こめぼこ」を販売した。

 販売したのは、無添加のプレーン味とコーン入りを3個ずつ計6個入れた1パック(400円)。球場脇に設営したテントでは、石巻専修大の学生6人が東北楽天イーグルスのユニホーム姿で売り子になった。

 17人の高校生はプラカードを掲げながら、入場を待つ人たちに商品を持って、移動販売をした。

 売れ行きは好調で、次々と買い求める人が続き、用意した220パックは完売した。4パックを買った石巻市蛇田の戸村好秋さん(80)は「人づてに『おいしい』と聞いていた。地元の子どもたちが頑張って作った物なので、応援する気持ちもある」と話していた。

 商品の販売戦略を指導している同大の杉田博教授は「まず市民の認知度を上げるのが大切。学生と生徒にとって、石巻ならではの特産品開発と販売というのを体験できる貴重な学習の機会だ」と、販売の様子を見守っていた。

 「こめぼこ」は、スケトウダラのすり身に、両校生徒が収穫したひとめぼれで作った米粉などを練り込んである。2017年に高橋徳治商店(東松島市)の協力を得て開発。その後、子どもにより愛される味を目指しコーンを入れた新商品も加わった。

 商品化については「高大産(高校・大学・産業)連携プロジェクト」の一環として石巻専修大が担当している。


2019年09月11日水曜日


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