東松島市議会一般質問 免許自主返で乗り合い予約型タクシー割り引き

 東松島市議会9月定例会は10日、前日に続き一般質問を行った。高齢者らが利用登録し、市内で運行される乗り合いの予約型デマンドタクシーについて渥美巌市長は「自動車運転免許証の自主返納者に対する割引制度を新設したい」と述べ、300円の現行料金を来年度から対象者は100円にする考えだ。

 同タクシーは月〜金曜日に運行。渥美市長は「要望の多い土曜日運行を10月から半年間の予定で試行する」との方針も示し、利用状況を検証する。高齢ドライバーによる交通事故が社会問題となる中、渥美市長は「運行の拡充は、運転免許を返納しやすい環境整備にもつながる」と強調した。

 市地域公共交通活性化協議会が運行主体となり、2009年7月の開始から今年7月まで、通院や買い物などで延べ23万4000人が利用。18年度は延べ2万4000人と前年度より約1000人増え、新たな公共交通機関の役割を担う「地域の足」として定着する。

 利用登録の年齢制限はなく、高齢者といった交通弱者を中心に登録。運行経費は年間約5000万円に達するが、渥美市長は「現在6800人の登録者を1万人規模に増やしたい。敬老会など会場で登録や利用方法の周知に力を入れる」と理解を求めた。

 1年当たり約2億円を措置するまちづくり拠点施設の市内八つの市民センターに対して渥美市長は「地域自治組織が指定管理者となり運営するが、管理協定が満了となる20年度末以降は、協働のまちづくりの理念の具現化を目指して人員配置や実施事業を詳細に精査し、妥当な予算額を算出する」と指定管理料の見直しに着手する考えを示した。

 土井光正、小野幸男、滝健一、熱海重徳、桜井政文の5議員が質問した。


2019年09月11日水曜日


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