東松島消防署移転へ 老朽化が進み新築 来秋の完成目指す

来秋の完成を目指す東松島消防署のイメージ図

 東松島市は、老朽化する東松島消防署=同市矢本上河戸=を、小松下浮足に移転新築する。新消防庁舎は既存施設の3倍の延べ床面積を持ち、訓練棟も併せて整備する。来秋の完成を目指す。

 現消防庁舎は、1972年に建設され47年が経過。鉄筋コンクリート平屋で延べ床面積は570平方メートルと狭い上に老朽化が著しく、地域防災の観点から新たな施設整備が課題だった。このため市は、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用し、矢本東市民センターわきに5億8278万円をかけて整備する。

 新消防庁舎は、鉄筋コンクリート2階(塔屋部一部3階建て)で延べ床面積は1568平方メートル。1階に消防車庫、資機材庫、出動待機スペース、消毒洗浄室、仮眠室のほか、防災倉庫も整える。2階はトレーニング室、事務室、研修会議室、食堂、女子職員用スペースなどを設ける。

 訓練棟は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造りの地上3階で、延べ床面積は137平方メートル。要救助者の引き揚げといった各種訓練用設備、機能を備える。

 同消防署新築工事請負契約締結が開会中の市議会9月定例会で承認され、工期は来年10月30日までとなっている。

 渥美巌市長は「消防業務の充実と地域防災をさらに推進していく」と話している。


2019年09月11日水曜日


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