石巻圏・新百景>ホエールタウンおしか(石巻市)

すし店やレストランが並ぶ観光物産交流施設。各店とも看板商品は鯨だ
牡鹿地域の自然環境や暮らしについて展示する牡鹿半島ビジターセンター

<鯨の町再生へ>

 東日本大震災から約8年7カ月。鯨の町が地域再生へ大きく動きだす。

 石巻市鮎川地区に4日、牡鹿地域一帯の新拠点エリア「ホエールタウンおしか」が開所した。エリアは三つの施設で構成し、看板は鯨だ。観光物産交流施設「cottu(こっつ)」は鯨肉を味わえるレストランやすし店、鯨歯工芸の土産物店など7事業所が入る。

 隣の牡鹿半島ビジターセンターは、地域の自然や人々の暮らしを紹介する。鯨の生態や鯨文化を伝える「おしかホエールランド」は来春、再開予定だ。

 エリア指定管理者の一般社団法人鮎川まちづくり協会の斎藤富嗣代表理事(59)は「地元の団体と協力し、にぎわいのある地域に愛された施設にしたい」と決意を込める。

 牡鹿地区は震災前に比べて人口が半減した。ホエールタウンを足掛かりに、復興へ総力戦が始まった。


2019年10月09日水曜日


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