東松島市、東文化大と連携3年目 交流活発化

河内利治副学長(右)の指導を受け書道を学ぶ市民

 東松島市が地域連携協定を結び3年目となる、大東文化大との交流が活発化している。9月には市コミュニティーセンターを会場に、副学長が講師となり同大の特徴でもある書道の教室を初めて開いたほか、恒例のコンサートも行った。多くの市民が訪れて大学との連携に理解を深めた。

 大東文化大には書に関する文化の普及、発展を目指す書道研究所があり、2000年に国内で初めて書道に特化した書道学科を開設。4月に発表された新元号「令和」の書は、同大OBの茂住修身さんが揮毫(きごう)し、書は同大の「看板」となっている。

 書道教室は、30人の市民が受講。指導した書道学科教授の河内利治副学長は、大切に思う言葉を書で表現することをテーマに「文字の調和を心掛けてほしい」などとアドバイス。受講者は「感謝」「友情」「前進」などを丁寧に筆を運び仕上げた。

 友人と参加した矢本東小の女子児童は「バランスが難しく苦労したが、書道への興味が湧いた」と笑顔で話した。

 大東文化大管弦楽団のフレンドシップコンサートは250人の市民が鑑賞。7回目のコンサートで、大河ドラマ「西郷どん」のテーマをはじめ、「糸」や「花は咲く」といったなじみの曲を演奏し盛り上げた。

 同大地域連携センター所長の中村年春副学長は「学生たちも東松島で地域課題を探り解決につなげる研究活動に取り組んでいる。震災復興や、地方創生に向けて連携を強め、さらに交流を充実させていきたい」と話している。


2019年10月10日木曜日


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