台風接近で中止 13日の「いしのまき大漁まつり」

 13日に石巻魚市場で開催を予定していた「いしのまき大漁まつり」(実行委員会主催)は、非常に強い勢力を保って東日本に接近中の台風19号による悪影響を想定し、中止になった。

 10日、石巻市役所で開いた実行委員会(須能邦雄会長)の3役会議で決定、関係各方面に伝える一方、午後、市役所で報道機関に発表した。

 会見の中で須能会長は「史上最強とも言われる台風の進路予想から13日は大荒れの天気になると思われる。来場者の安全を第一に考え中止という判断をした。加えて、台風接近に伴い底引き網船の操業ができず、鮮魚の確保も大変難しい状況にある」とした。

 延期できない理由として「半年前から準備してきており、関係者の多くが日程の変更に対応できない」と説明した。

 いしのまき大漁まつりは平成元年の1989年に始まった。東日本大震災の2011年のみ中止し、今年で30回、しかも令和元年の節目ということもあり万全な準備を進めてきた。

 震災後に大きく落ち込んだ来場者数も徐々に回復。昨年は、震災前と同じ水準の7万2000人が訪れた。

 例年、10月の第3日曜日に開催してきたが、今年は18日告示、27日投開票となる県議選の期間内であることから県と協議し、変更した。

■各地でイベント中止

 石巻市雄勝町のおがつ店こ屋街で13日に予定されていた「おがつ海の幸まつり」も中止になった。

 国土交通省北上川下流河川事務所は、12日に予定していた北上川と旧北上川をつなぐ土木遺産、脇谷閘門(こうもん)通過体験とパネル展の中止を決めた。同会場での「サケまつり」(北上川サケまつり実行委員会主催)も中止となった。台風19号は、週末のこのほかのイベントにも影響を与えそうだ。


2019年10月10日木曜日


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