町内会班長は100歳 石巻・羽黒町の高橋さん、地域に貢献

菅原副市長から100歳の祝詞を笑顔で受け取る受ける高橋さん

 石巻市の羽黒町内会で100歳の男性が班長を務め、地域の話題になっている。話題の主は、高橋文徳さん=羽黒町2丁目=だ。ちょっと耳が遠いものの、かくしゃくとしており、「自分にできることはしたい」と、町内会費の徴収など地域に貢献している。4日に羽黒会館で町内会の敬老会があり、「町内の宝」「長生きの目標」などと長寿の祝福を受けた。

 班長は持ち回りで担当しており、ことし4月に9班の班長に就いた。任期は来年3月末までの1年間。東日本大震災後にも1度務めており、2度目。元気で、歩けるということもあり、引き受けた。

 十数軒を担当し、町内会費を集めたり、回覧を届けるなどしている。外に出て歩き、近所の人たちと話しをすることがぼけ防止にもつながっているようだ。

 敬老会では、菅原秀幸副市長から祝詞と敬老祝い金、稲葉庄一町内会長(81)から祝い金を笑顔で受け取った高橋さんは、75歳以上の会員ら約50人と一緒に会食しながら余興を楽しんだ。

 稲葉会長は「町内会は50年の歴史があるが、100歳の会員は初めて。全国的に見ても100歳で班長を務めている人はいないのではないか。高橋さんは町内会の宝であり、誇り。長生きの目標として、われわれも頑張っていきたい」と祝福した。

 高橋さんは1919(大正8)年11月1日生まれ。終戦後、捕鯨会社に25年ほど勤め、南極海などを航海した。現在、妻のミエさん(95)と2人暮らし。「子どもは3人、孫は12人ぐらいいる」と話す。午前6時半に起床し、午後8時には就寝する日々を過ごす。

 「好き嫌いはなく、何でも食べる。晩酌は欠かさず焼酎のお湯割りを飲んでいる。楽しみは庭いじり。班長は来春までなので皆さんの協力をもらいながら頑張っていきたい」と話していた。


2019年11月06日水曜日


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