石巻で防疫演習 鳥インフル発生を想定、防護服着脱や車両消毒

防護服を着用する職員たち

 県東部地方振興事務所などは1日、鳥インフルエンザの発生を想定した防疫演習を、石巻市あゆみ野5丁目の県石巻合同庁舎で実施した。県職員や県建設業協会石巻支部員ら約120人が参加し、防護服の着脱や車両消毒の手順と対応を確認した。

 役割に応じて各班に分かれて訓練した。このうち、鳥の殺処分班は防護服を着用。模擬鳥を捕獲してケースに入れ、ガスを噴射し袋に移すまでの流れを実践した。「ガス噴射時はふたが飛ばないよう強く押さえつける」といった注意事項の説明を受けながら作業に当たった。

 県東部地方振興事務所によると、管内(石巻市、東松島市、女川町)には15の養鶏場がある。国の指針では、鳥インフルエンザを含む特定家畜伝染病の発生時は確定から埋却の完了まで72時間とされており、迅速な対応が求められる。

 同事務所の高橋剛彦所長は「有事の際は、関係機関が連絡を密にしながら対応することが重要になる。普段からしっかりとした訓練をしていなければいけない」と表情を引き締めた。

 訓練は同事務所のほか、県東部家畜保健衛生所、一般社団法人県畜産協会が主催した。


2019年11月07日木曜日


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