石巻市庁舎にイオン出店へ 来春の開業見込む 来月2日、合意書調印

シャッターが下りたままの石巻市役所1階の商業スペース

 石巻市役所1階の商業スペースにイオングループのスーパーが出店することが29日、分かった。関係者によると、早ければ来春の開業を見込む。商業スペースでは2017年5月にスーパー「エスタ」が撤退。市は進出企業を2度公募したが決まらず、事業者を絞って誘致交渉を続けていた。

 出店するのはスーパー「イオン」やミニスーパー「イオンエクスプレス」などを運営するイオンリテール。同社と亀山紘市長が12月2日、市役所で出店合意書に調印し、出店計画の概要を発表する見通し。

 市役所1階フロアは約4500平方メートル。08年7月から核テナントとしてエスタが営業していたが、東日本大震災後、周辺人口の減少などで売り上げが落ち、撤退した。サブテナントのパン店や喫茶店など14店も17年8月、庁舎改修工事に伴って閉店。周辺住民の利便性低下や市中心部の商業機能の空洞化が懸念されていた。

 市は17年12月から18年1月にかけて公募型プロポーザルを実施。1社が事前申し込みをしたが、最終的に辞退した。興味を示した5社にヒアリングを実施し、要望を取り入れて同年6〜7月に制限付一般競争入札で再公募したが、応募はなく、事業者の誘致に切り替えて進出先を探していた。


2019年11月30日土曜日


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