餅つきで盛り上げ 石巻・開北町内会文化祭、きょうまで

正月気分を先取りした餅つき
さまざまな作品が並ぶ展示コーナー

 石巻市開北町内会の第9回文化祭が11月30日、開北会館で開幕した。住民が絵画や盆栽、つるし飾りなど、趣味で取り組んでいる作品の展示のほか、初日は餅つき大会や野菜の格安販売などをし、住民が多数足を運んだ。

 展示コーナーは、今年も多種多様な作品が一堂に会した。色鮮やかなつるし飾りには、来年の干支(えと)にちなみかわいらしい白ネズミの置物もあり、女性たちが目を細めて鑑賞していた。

 「ドーナツ盤」と呼ばれた昔懐かしいシングルレコードや家庭に残されていた黒電話など、昭和の薫りが漂う展示に足を止める人も多かった。

 会館前の駐車場では、正月気分を先取りした餅つきがあったほか、町内会の役員が育てた大根や白菜など冬野菜の格安販売などもあり、行列ができる人気となった。

 町内会長の木村勝さん(76)は「東日本大震災を機に、町内の人たちが集う機会を多くしようと始めた。顔見知りが増えることで、和やかな地区を守っていきたい」と話す。

 開北地区は震災前から独自の防災訓練を年に一回続けている。18回目の今年も11月3日に実施。炊き出し、災害用トイレの組み立てなどをした。台風19号で県内でも丸森町などで甚大な被害を出したことを踏まえ、旧北上川がそばを流れる開北地区住民として、防災への意識向上を改めて肝に銘じた。

 文化祭最終日の1日はステージ発表が午前10時から行われる。カラオケによる歌唱、舞踊、ギター演奏などがある。


2019年12月01日日曜日


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