しょくば拝見>貸し切りバス、桃生交通(石巻市桃生町)

顧客の安全第一を心掛け、バス事業を展開する桃生交通

<安全と乗務員教育に力>

 貸し切りバスの事業を手掛け、企業・団体の旅行や小中高校の修学旅行、中学校の部活動や結婚式、火葬の送迎など、顧客の多様なニーズに対応する。

 所有するバスは、天使やピンクのリボンのデザインが目を引く。快適に旅行してもらうため、車内清掃を徹底し「きれいなバス」というのが定評。事故を起こさないよう、乗務員教育と車両の整備点検に力を入れる。

 岩倉宏社長(61)は「『安全・安心・真心』をモットーに営業を続けてきた。お客さんの命を預かるので、まずは安全第一。その上でニーズに合わせ、満足度を高める提案ができるバス会社を目指し日々精進している」と語る。

 岩倉社長は河北地区交通安全協会副会長を務め、交通安全に対する意識が高く、全社員にも浸透している。三陸沿岸道の桃生豊里インターチェンジ付近に道の駅を開設する構想に携わり、地域の活性化にも力を注ぐ。構想の実現は「自社の仕事にもつながる」と予想する。

 東日本大震災後、被災地を巡る県外客を扱うことが増えた。しかし、訪問客の需要は縮小傾向にあり、誘客に向けた被災地の新たな魅力づくりが石巻圏の課題となっている。「官民が知恵を絞り、打開策を打ち出してほしい」と期待する。

 木村金治統括部長(62)は「お客さんを安全に輸送することを心掛け、乗務員を指導している。職場は明るく楽しい。働きやすく、いい会社だと思う」と話した。

■会社概要
 1971年創業。元々はレンタカー事業でスタートし、89年の法人化に伴い、貸し切りバスの事業を始める。その後、乗り合い(住民)バスも手掛ける。資本金2500万円。従業員は17人。大型バスなど計15台を所有。石巻市桃生町給人町東町85。0225(76)2205。http://monou-kotsu.com


2019年12月03日火曜日


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