サッカープレミアリーグU-11 女川で日本一決定戦、4月開催

2月末の完成を目指し、工事が進む町民多目的運動場

 女川町で4月1日から3日まで、サッカー大会「アイリスオーヤマ プレミアリーグU−11チャンピオンシップ2020」が開かれる。全国31都道府県リーグの年間チャンピオン・代表チームが集結し、日本一を決める大会。同町で全国規模のスポーツ大会が開催されるのは、01年「みやぎ国体」のソフトボール競技以来、19年ぶり。

 町は「全国に女川町をアピールする絶好の機会。スポーツ振興・観光につながる大会にしたい」としている。

 「チャンピオンシップ2020」は、サッカーのジュニア年代で国内最大規模の年間リーグを行っているプレミアリーグU−11実行委員会が主催し、女川町、町教委が共催する。大会には選手、スタッフのほか、保護者ら約1000人が訪れる予定。担当の町教委生涯学習課は、町観光協会や石巻サッカー協会などの協力を得て実行委員会を組織し、万全の体制で臨む。

 2泊3日か、3泊4日の宿泊を予定しているチームがほとんどで、経済効果に期待が寄せられている。町内での宿泊受け入れ可能人数は300人程度で、残りの700人は、石巻市や東松島市のホテルなどで対応してもらう考え。

 会場となる町民多目的運動場は現在、グラウンドの舗装を土からロングパイルの人工芝に切り替える工事を進めている。転倒時に衝撃を和らげるアンダーパットも導入。サッカーだけでなく、ラグビーやソフトボールなどにも対応できるのが特徴で、高さ15メートル前後の防球ネットも備える。

 工期は2月末の予定。新しく生まれ変わる万能型の運動場をPRする意味でも生涯学習課では「こけら落としを兼ねた大会にしたい」と意気込む。

 女川町開催は、東日本大震災の被災地支援の意味も込められている。大会期間中は、被災地視察や語り部との交流、サンマのすり身汁の提供などのおもてなしも計画している。

 村上善司教育長は「このような大きな大会が開催できることをうれしく思う。町を挙げて盛り上げていきたい」と話している。

<メモ>
 会場は町総合運動場内の町民多目的運動場、町民第二多目的運動場。31都道府県代表チームと、中国の杭州緑城足球クラブの計32チームが出場する予定。プレミアリーグU−11は、2015年度にスタートしたU−11(小学生5年生)の年間リーグ。本年度は31都道府県で42リーグ374チームが参加し、約3000試合に熱戦を繰り広げた。


2020年01月03日金曜日


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