冷気に耐え安全願う 31人参加し「裸参り」石巻

かねを鳴らしながら石巻市中心部を歩いた裸参り

 石巻市の小正月の恒例行事「裸参り」が7日、市中心部であり、参加者31人がかねを鳴らし、地域の安心安全を願って練り歩いた。

 さらしや白装束を身に着けた一行は午後6時、同市中央2丁目の日本料理店「八幡家」を出発。先頭には「商売繁盛」と書かれた祈願札が掲げられた。

 羽黒山鳥屋神社で安全祈願をした後、JR石巻駅前、立町商店街を経由、住吉町1丁目の大島神社に向かった。

 初参加した同市南中里のNPO職員石渡賢大さん(29)は「結婚を機に家内安全を願って参加した。手の感覚がなくなるくらい寒かったが、歩き切れて良かった」と話した。

 女性の参加は11人。このうち、同市駅前北通りのNPO代表川口暁子さん(37)は昨年6月に生まれた長男の結登(ゆいと)ちゃんと参加。「たくさんの人に囲まれて育った方がいいと思い、一緒に歩いた。今年は仕事も育児も頑張りすぎず、パワーアップする一年にしたい」と話した。

 裸参りは、毛利壮幸さん(52)と成田昌生さん(50)が代表を務める「石巻裸参りの会」が2006年、街に活気を与えようと始め、今年で15回目。

 成田さんは「沿道で手を振ってくれる人も増え、浸透しているのを感じる。みんなが笑顔で幸せな一年になってほしい」と願った。


2020年01月09日木曜日


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