丁寧な仕事に感心 受刑者作品を展示即売 女川・あすまで

受刑者が作った高品質の家具や日用品

 宮城刑務所は11日から、女川町まちなか交流館で全国各地の刑事施設で受刑者が製作した物品の展示即売会「女川矯正展」を開いている。13日まで。

 本格的な仙台箪笥(だんす)をはじめとした和洋家具や工芸品、財布や靴、ベルトなどの革製品、鍋敷きなどの日用雑貨など約300種類、3000点余りを出品している。

 その土地の特産を取り入れた製品も多く、南部鉄瓶、天然油脂で作った粉せっけんなども並んだ。いずれも高品質と低価格で定評がある。

 法務省が提唱する「社会を明るくする運動」の地方行事の一環で、刑務作業の現状と重要性を周知し、社会復帰を目指す受刑者の取り組みを広報する狙いがある。売り上げの大半は刑務作業の原材料購入費に使われ、一部を犯罪被害者支援団体への助成に充てる。

 仙台市から観光で訪れていた会社員の日野政和さん(62)は、ふた付き木製箱を購入。「丁寧な仕事ぶりに感心した。腰掛け、踏み台と物入れの三つを兼ねており、早速使ってみたい」と話していた。

 入場無料。午前10時〜午後4時(最終日は午後2時)。


2020年01月12日日曜日


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