登記所備付地図作製 石巻・住吉、中央など対象 あすから説明会

 仙台法務局は本年度から2年計画で、石巻市住吉、中央、石巻駅周辺の地域を対象に登記所に備え付ける地図(登記所備付地図)を作製する。一帯は東日本大震災で土地が不規則に移動するなどしており、トラブル防止や土地取引の安全性向上を図る狙いがある。31日から3日間、石巻市役所で説明会を開く。

 対象地区は東中里1〜3丁目、駅前北通り1丁目、元倉1、2丁目、住吉町1、2丁目、旭町、千石町、鋳銭場、立町1、2丁目、中央1〜3丁目。面積は約1平方キロ。筆数約4400筆、土地の所有者は約3000人を予定する。

 作製作業は公益社団法人県公共嘱託登記土地家屋調査士協会が行う。昨年7月に着手し、今年3〜8月、土地所有者の立ち会いの下、1筆ごとに境界や地番などを調査する。測量は9月にかけて行い、必要に応じて境界標を設置する。

 測量図の縦覧と異議申し立ての期間を経て、作製した地図は来年3月に登記所に備え付けられる予定。

 登記所備付地図は土地の位置と境界を正確に特定するため、精度の高い測量によって作製される。土地の取引の安全に役立つとともに、境界争いなどを未然に防ぐことができる。

 石巻市内での登記所備付地図の作製は開北・中里地区に続き、2回目。復興に向け、仙台法務局が2017年9月に市と締結した包括連携協定に基づく事業になる。

 土地所有者を対象とした説明会は市役所4階の庁議室で実施する。各回1時間程度。31日は午後6時半、2月1日は午前10時、午後1時半、同3時半、2日は午前10時と午後1時半。

 連絡先は仙台法務局地図作成作業石巻現地事務所0225(93)1178。


2020年01月30日木曜日


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