石巻・南浜つなぐ館で避難訓練 住民と連携、危険箇所を確認

南浜つなぐ館から避難する参加者

 石巻市南浜地区で整備が進む石巻南浜津波復興祈念公園の開園に先駆け、公益社団法人3.11みらいサポートは11日、同市南浜町3丁目の震災伝承施設「南浜つなぐ館」で地域住民との連携による避難訓練を実施した。

 訓練は、宮城県沖を震源とする震度6強の地震が発生したという想定で行い、法人スタッフと地域住民約20人が参加した。つなぐ館のほか、旧門脇小前、植樹エリアの3グループに分かれ、高台の鹿島御児神社まで徒歩で避難した。

 避難は25分程度で完了。この後、門脇東復興住宅集会所に集まり、訓練の状況を振り返り、危険箇所や標識が必要な場所などについて話し合った。

 かどのわき町内会の本間英一会長(70)は「町内会主体の訓練と違う経路の避難で良い経験になった。地元以外の人も避難しやすい道を示すなど、常に最悪の事態を想定しながら動く必要を改めて感じた」と話した。

 同法人の伊藤聖子理事(45)は「公園のオープンにより来場者が増え、災害時には地域の方と協力して避難する必要がある。震災伝承だけでなく災害対応にもより一層力を入れ、地域との連携を強めていきたい」と語った。


2020年02月13日木曜日


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