牡鹿半島のシカ、活用学ぶイベント 皮で装飾品作り体験 解体見学も

シカ皮のブローチを作る来場者たち

 石巻地方に数多く生息するシカの活用法をさまざまな視点から考える「おしかで鹿ざんまい」が11日、石巻市鮎川浜の牡鹿半島ビジターセンターで開かれた。

 ジビエ(野生鳥獣肉)を学ぶ「獲(と)ったシカがお皿に載るまで」では、同市井内の合同会社シカラボの大島公司代表(35)がシカ肉の解体を実演した。

 大島代表は「肉に付いた毛は、水で洗い流そうとするとよくない。毛が付いた部分の肉をはぎ取るといい」「もも肉のシンタマと呼ばれる部位は、筋が柔らかい」などと解説しながら切り分けた。

 約20人の参加者は「相当な手間がかかるんだね」と話しながら、包丁さばきに見入っていた。

 ワークショップでは、シカ皮のブローチやブレスレット、くるみボタンのヘアゴム作り体験などがあり、訪れた人たちは思い思いに製作に取り組んだ。

 ブローチを作った多賀城市の主婦浜松亜由子さん(46)は「シカ皮の作品を作るのは初めて。皮は柔らかく、温かみを感じた。楽しかった」と笑顔で話した。

 石巻専修大客員教授の土屋剛さんによる講話「いしのまき有害捕獲最前線」もあった。イベントは、同センター運営協議会が主催した。


2020年02月13日木曜日


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