石巻市、第2期子ども未来プラン案策定 虐待防止対策など重点

 石巻市は、第2期市子ども未来プラン(案)を策定した。計画期間は2020年度から24年度までの5年間。子どもの健やかな育ちと妊娠・出産期からの切れ目のない支援の充実、子どもの貧困対策を盛り込み、社会全体で子育てを推進することを打ち出した。

 「子どもの幸せを第一に考える支援」「親としての成長の支援」「地域全体での支え合い」を基本理念に掲げ、「子どもの笑顔 あふれるまち いしのまき〜みんなで一緒に育つまち」をキャッチフレーズとした。

 基本施策は「子どもの健やかな成長を支える」「子どもの人権の尊重と安全・安心を守る」「安心して子どもを産み育てられる環境をつくる」「仕事と生活の調和の実現を促す」「子どもの貧困対策をすすめる」の5点。

 重点施策として、子どもの居場所づくりの推進や児童虐待防止対策の強化、妊娠・出産期からの切れ目のない相談・支援体制の充実、子どもの貧困に係る相談支援・地域連携体制の強化を挙げた。

 新規事業として、祖父母が育児のサポートをする時の知識を啓発する「祖父母手帳」の配布や、産前産後の時期に家事支援を中心としたヘルパーを派遣する「育児ヘルパー事業」、就労準備や家計改善の各支援事業などを盛り込んだ。

 市によると、放課後などの子どもの居場所に対するニーズが高まっていることや、児童虐待をはじめとする要保護児童の増加や事案が重症化・深刻化している現状がある。

 子育てについて気軽に相談できる人がいないため、親が孤立しやすいことなどの問題もあるという。子どもが貧困に陥る背景には、家庭内外の多様化した問題が複雑に絡んでおり、多岐にわたる相談窓口、支援機関が連携し適切に対応することが必要としている。

 15年度にスタートした市子ども未来プランは本年度末で終了する。第2期計画は子どもが生まれ育った環境に左右されず、夢と希望を持って成長していくことができる地域社会の実現を目指す。市はパブリックコメントなどを経て、3月末に完成させる。

※パブリックコメント「第2期石巻市子ども未来プラン(案)」実施について - 石巻市
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10405000/0003/20141113090822.html


2020年02月15日土曜日


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