被災地・雄勝を緑で再生しよう 住民ら参加、苗木70本植樹

協力して植樹する参加者

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻市雄勝町で14日、「おがつ植樹DAY」と題した植樹活動が行われた。参加者は被災地を緑で再生しようとの願いを込めて作業に精を出した。

 雄勝ガーデンパーク計画策定準備会議、石巻市雄勝総合支所が主催し、地域住民ら55人が参加。高さ約2メートルのサトザクラ、しだれ桜、約80センチのアセビの苗木合わせて70本を用意。蔵王苗園(蔵王町)の太田富造社長の指導で新山神社付近の約800平方メートルに植樹した。

 参加者は5人程度のグループに分かれ、苗木を丁寧に植えた後、協力してスコップで土を掛けるなどの作業に取り組んだ。

 雄勝町の自営業春日美千代さん(46)は次男の勇希忠ちゃん(5)と参加。「工事現場が多い町内に緑を増やし、町外の人たちも来てくれる憩いの場になればうれしい」と笑顔で話した。同町の無職木村佐智子さん(75)は「久々の共同作業で、みんな和やかな雰囲気だった。自分たちで植えた樹木が成長するのが楽しみ」と語った。

 植樹活動は県の「百万本植樹事業」の一環で実施し、来年度も継続する。


2020年02月15日土曜日


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