しょくば拝見>食品製造業・石川食品(東松島市赤井)

安心安全でおいしい商品の提供に注力する社員たち

<おいしさ、安全性を重視>

 東松島市赤井の本社工場で「野菜がうまい!!」シリーズの煮物や水煮といった総菜、大塩工場ではサラダのパックなど生食用のカット野菜を製造している。石巻圏域をはじめ東北地方の大手スーパーに並び、消費者へと届けられている。

 商品は厳選した素材の味を生かしながら、おいしさや安全性にこだわる。総菜は東松島市のふるさと納税の返礼品に活用され、東京や大阪などにも販路を広げている。

 石川のぶ子副社長(50)は「いい野菜を仕入れ、おいしい状態で製品にしている。総菜は家庭の味に近い商品を心掛けている」と力を込める。

 東日本大震災では、本社工場に1.5メートルの津波が入った。津波被害を免れた大塩工場も一時、製造が止まったが、1週間後に再開した。大塩工場の今野晃吉工場長(42)は「当時はどこの店にも生食のサラダは置いていなかった。それがショックで、出社できる社員でやろうと立ち上がった」と振り返る。

 本社工場は震災から3カ月後に生産を再開。2018年、両工場の改修工事が完了した。石川副社長は「多くの方の支えのおかげで、ここまで頑張ってこられた」と感謝する。

 大塩工場は今月7日、食品安全規格「JFS−B」を取得した。石川信雄社長(75)は「安心安全でおいしい商品をお届けするという精神は、これからも変わらない。お客さまに喜んでもらえることが一番だ」と話した。

■会社概要
 1967年10月、石川信雄社長が創業。81年7月に株式会社にした。本社工場、大塩工場のほか、流通業を中心とした八戸営業所がある。経営理念は「創造と挑戦」。資本金9980万円。従業員はパート、派遣社員を含め125人。本社工場は東松島市赤井新川前5の3。0225(82)2481。
https://ishikawafoods.co.jp/


2020年02月18日火曜日


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