石巻・ヤマニシ、更生手続き開始決定 新体制で再建目指す

 会社更生法の適用を申請していた石巻市西浜町の造船会社「ヤマニシ」は17日、東京地裁から会社更生手続き開始の決定を受けた。申請代理人を務めていた松嶋英機弁護士が管財人に選ばれた。

 4月末をめどに再建を支援するスポンサー企業を決め、6月29日までに更生計画を提出する方針。

 更生手続き開始の決定を受け、長倉清明社長は同日付で退任した。スポンサーが決定するまでの約2カ月間、新造船事業は資金繰りの関係などで中断する。船舶修理、鉄構造物製造事業は継続する。

 同社によると、スポンサー候補者から再建計画の提案を既に受けている。3月中に候補を絞り込み、4月末までに決定する。事業継続に当面必要な資金調達に関しては、メインバンクの七十七銀行と新規の融資実行の契約を月内をめどに締結する予定。

 ヤマニシは東日本大震災で本社工場が壊滅的な被害を受けた。国や金融機関の支援を受けて事業を再開したが、新造船事業の不振などで自力再建を断念し、1月31日に会社更生法の適用を申請した。負債総額は約123億円。


2020年02月18日火曜日


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