訪日客への対応力強化 増加見越し、石巻で観光ガイド研修会

街の魅力を伝える担当者

 県東部地方振興事務所、一般社団法人石巻圏観光推進機構などが主催する「外国人観光客案内ガイド研修会」が16日、石巻市あゆみ野5丁目の県石巻合同庁舎で開かれた。石巻地方のインバウンド(訪日外国人旅行者)の受け入れ拡大に向けて、外国人観光客を案内するガイドのスキルアップを図るのが狙い。

 石巻地方に住むフィリピン、インドネシア、台湾、中国など母国語でガイドを務める外国人のほか、英語が堪能な市民合わせて10人が参加。今後の参考にしようと、熱心に耳を傾けた。

 講師は石巻、東松島、女川の2市1町の観光担当者が務め、外国人が興味関心を示すような「お勧めスポット」を紹介した。

 石巻市観光課の大和友大朗さんは「市内を訪れている外国人は増えている」と話し、石巻まちづくり情報交流館、日和山公園、石ノ森萬画館、石巻こけし、田代島、網地島、金華山などを列挙した。大和さんは「田代島はネコ好きの外国人にお勧め。網地島の海の透明度は自然がつくり出した魅力と言える。金華山は特に中国系に人気が高い。おもてなしには皆さんのような通訳が必要です」と協力を呼び掛けた。

 東松島市商工観光課の石垣亨さんは、カキ、のりうどんなどの食や、大高森、嵯峨渓などの自然景観、体験メニューを紹介。「旅行会社からは、地域の魅力を伝える良いガイドがいる場所に外国人観光客を送りたいと言われる」と述べ、重要な役割を果たすガイドに期待した。

 女川町産業振興課の佐藤柚希さんは、JR女川駅に併設されている「女川温泉ゆぽっぽ」の天井写真を撮影していた外国人客を例に挙げ、駅前商業エリアを中心とした女川の魅力を説明。「皆さんにはぜひ女川を訪れ、自分の目で見て体験を積み、ファンになってもらいたい」と呼び掛けた。

 「SNSを活用した石巻地域の魅力発信」と題した講義もあった。


2020年02月25日火曜日


先頭に戻る