石巻市議会 被災消防署所復旧へ 市長、来月の完成示す

 石巻市議会2月定例会は25日、本会議を開き、亀山紘市長の2020年度施政方針に対する会派代表質疑を続行した。

 東日本大震災で被災した消防署所の復旧について、亀山市長は「3月に完成予定の河北消防署北上出張所庁舎で完了となる」との見通しを示した。

 河北消防署庁舎については「使用開始から48年が経過し、老朽化により不具合が多く発生している状況で20年度に事業(建て替え)に着手する」と説明した。

 学校給食費の見直しについて、亀山市長は「昨年10月に消費税率が改定となった影響が、いずれ給食食材にも表れてくると思われる。今後の食品価格の動向を十分に見極めた上で検討していく」と述べた。

 来年3月にオープンする市複合文化施設への交通手段について、石巻圏域外からのアクセスも含めた対応が取り上げられた。亀山市長は「2市1町以外からのアクセスを含めて、イベント開催時には石巻駅からのシャトルバス運行などについて、主催者と協議していく。今後、路線バスの利用者増が見込まれる際には運行事業者に対し便数や停車時間帯などを相談していく」と答弁した。

 今後の歳出削減策について、亀山市長は「決算実績に基づく予算編成を徹底するとともに、行財政運営プランに掲げる民間委託の導入や公共施設の維持管理費の節減、統廃合などの各種施策を確実に実行し、歳出削減に取り組む」と強調した。

 東北電力女川原発2号機の再稼働を巡る質疑の中で「住民総ぐるみの避難訓練が実施されていない」との指摘があり、亀山市長は「絶対必要であり、今後検討していく」と語った。

 ごみ処理の有料化については「市民の経済的負担につながることから、今後もごみの減量化・資源化を推進し、状況を見極めながら判断していく」と答えた。


2020年02月26日水曜日


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