石巻・寄磯小、たった一人の卒業生 在校生が見送り

佐々木校長から卒業証書を受け取る渡辺さん

 石巻市寄磯小(児童8人)で22日、唯一の6年生渡辺愛生さん(12)の卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染防止対策として来賓の出席は見合わせたが、在校生7人が参加し、先輩の門出を祝った。

 式典には約20人が出席。佐々木康之校長は「一人でも頑張ってきた自分の力を信じ、将来の夢をかなえてください」と激励した。

 旅立ちの言葉では、渡辺さんが「自分の成長を感じられた思い出の場所として決して忘れない」と発表。在校生が「いつも私たちのことを気に掛け、まとめてくれました」「上級生としての責任を持ち伝統を引き継いでいきます」と感謝や決意を述べた。

 渡辺さんは「みんなの支えで卒業を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱい。休校措置の影響で式の練習ができなかったが、やり遂げられてよかった」と笑顔で話した。

 同校は来年度、新入生がいないため、全校児童は7人になる。


2020年03月24日火曜日


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