女川・多目的運動場がオープン 新型コロナ感染対策で利用限定

利用開始となった多目的運動場を見る町民

 女川町多目的運動場が1日、総合体育館そばにオープンした。初日は新型コロナウイルスの感染拡大の影響に加え、雨が降るあいにくの天候もあり、総合体育館で受け付けを済ませた利用者はゼロだったが、散歩がてらに運動場をのぞき込む高齢者らの姿が目立ち、関心の高さをうかがわせた。

 当初、運動場は町内外問わず利用が可能だったが、3月31日に開催した町の第5回新型コロナウイルス感染症対策会議で、町内の公共施設の利用を1日から当分の間、町民・町内勤務者に限るとした。総合体育館や勤労青少年センター、生涯学習センター、まちなか交流館も同様の措置。

 この日は午前中からの曇り空で、子どもたちの姿はなかったものの、周辺は散歩コースとして知られるだけに高齢者の姿があった。毎日の散歩を日課にしている同町桜ケ丘に住む男性(72)は「運動場の着工から見ていたので感慨深い。人工芝もきれいで、早く子どもたちが元気に、この場所でスポーツをする姿を見てみたい」と話した。

 多目的運動場は、総合体育館で受け付けをした後に利用できる。連絡先は総合運動場0225(53)3151=火〜日曜日午前9時〜午後5時。月曜が定休日=。

<庁舎内消毒や職員検温実施>

 女川町の第5回新型コロナウイルス感染症対策会議では、庁舎内窓口カウンターや申請用筆記用具などは使用の都度、職員が消毒作業を行うことや、登庁後の検温で37.5度以上だった場合は自宅待機とするなど確認した。

 職員への注意喚起と、小規模患者の集団(クラスター)発生防止のため(1)換気の悪い密閉空間(2)人が密に集まる密集場所(3)不特定多数の人との接触、近距離での会話や発声などの密集場面が同時に重なる場を回避する−三つの条件を徹底する。

 新型コロナの感染拡大の防止に向けて「町外からの流入防止を最重要課題」(町教委生涯学習課)とし、生涯学習センター図書室の室内カウンター、読み聞かせコーナーも閉鎖することに決めた。

 このほか、9日の女川小入学式は来賓を限定。祝辞の人数を減らし、在校生は5、6年生のみの規模縮小で開催することにした。


2020年04月02日木曜日


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