特定給付金 オンライン申請分から支給始まる 独自支援策も 石巻市

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急経済対策で1人当たり10万円を支給する特別定額給付金に関して、石巻市は19日、オンラインで申請した世帯向けの支給を始めた。郵送での受け付け分は22日から順次振り込みを開始する予定。19日現在の受付件数は全体の3分の1に当たる約2万件で、市は態勢を強化して迅速な支給を図る。

 マイナンバーカードを使ったオンライン申請は1日に始まり、18日までに981件を受理した。19日以降、申請で指定した口座に順次振り込まれる。

 郵送による申請は全世帯向けに14、15の両日、申請書を発送。19日までに約1万8700件の申請があった。市は申請書や添付された本人確認、口座情報の書類の確認作業などを進め、22日に振り込みを始める。

 支給には申請受け付けから10日間〜2週間ほどかかる見込み。市特別定額給付金室の相沢和宏室長は「庁内の職員の応援ももらって作業を進め、支給までの期間短縮を目指したい」と話した。

 支援が必要な市民らが市役所本庁舎に申請書を持参した場合は、緊急経済対策総合相談窓口で対応している。ただ、感染拡大防止のため窓口での申請は原則、受け付けておらず、市は郵送かオンラインでの申請を呼び掛けている。

   ◇

 石巻市は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策で、県の休業・営業時間短縮の要請に応じた事業者への協力金や、市内の中小事業者向けに打ち出した独自支援策の申請受け付けを始めた。

 県が4月25日から5月6日に要請した休業、時短営業を実施した事業者には協力金30万円を支払う。市は、市内で2店舗以上を経営する事業者には30万円上乗せし、最大60万円を支給する。

 外出自粛による売り上げ減少で宅配やテークアウトなどを始めた飲食店に対しては、包装資材の購入や広告宣伝費など初期費用の4分の3を上限20万円まで助成する。

 国の持続化給付金の対象にならない前年同月比の売り上げ減少率が20%以上50%未満の事業者には一律10万円を支給する。

 感染拡大防止のため、申請は原則、郵送で受け付ける。相談窓口を20日、市役所に設置して事業者の相談にも応じるが、混雑を避けるために事前予約が必要。

 連絡先は市商工課0225(95)1111内線3523、3524、3525。


2020年05月20日水曜日


先頭に戻る