地元で安心お買い物 水曜日に「ミニマルシェ」、4商店参加 石巻

身近な食材を集めたミニマルシェ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がる中、地元の商店で安心して買い物をしてもらおうと、石巻市の4商店が「ミニマルシェin立町」(実行委員会主催)と銘打った特売場を毎週水曜日に開いている。参加しているのは地元の鮮魚店、青果店、パン店、食料品店で、4月中旬に始めた。

 20日は参加店の一つ、同市立町2丁目の萬楽堂で開催し、多くの買い物客が足を運んだ。地元産のタケノコ、野菜たっぷりの特製五目おこわ、タラやサバの干物、蒸しホヤ、茎ワカメ、各種パン類、老舗カレー店のレトルトなどが並んだ。

 東日本大震災で石巻市南浜町にあった自宅が全壊し、立町の災害公営住宅に住む主婦(85)は「近場で買い物ができるのが何よりありがたい。新型コロナ感染防止のため人との会話も控えていたので、気持ちが晴れた」と笑顔で商品の説明を聞いていた。

 実行委員長で萬楽堂社長の高橋美江さんは「緊急事態宣言は解除になったが、商店街の人出はまだまだ少ない。『3密』や消毒に細心の注意を払いつつ、今できることをしていきたい」と話す。

 今回の企画は、毎年開催している「石巻ふれあい朝市」が新型コロナの感染防止策として休止している中、代替案として考えた。今後、朝市が再開した場合は消費者のニーズを見ながら継続も検討していく。

 次回は27日午前11時から開く。


2020年05月21日木曜日


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