石巻・ママこども食堂、特別編をスタート 定員1組で伸び伸び

スタッフが見守る中、ホールで元気いっぱいに遊ぶ親子

 石巻市のNPO法人石巻復興支援ネットワーク(やっぺす)は「ママこども食堂」の特別編を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、不安や負担を抱える母親と子どもを支援する取り組み。1日3組限定の開催で、初日の15日は2組の親子が参加した。

 会場は石巻市開北3丁目のやっぺす事務所1階にある「コミュニティスペース・バタフライ」。正午からの回に、同市水沼の主婦高橋智恵さん(35)と小学5年の長女、小学2年の長男、1歳の次男が参加した。約48畳の広さのホールを使って縄跳びや折り紙、絵を描くなどして約1時間にわたり、伸び伸びと遊んだ。帰宅時には、提供された4人分の弁当と野菜ジュースやレトルト食品を持ち帰った。

 高橋さんは「友達と遊ばせてあげられない代わりに毎日散歩をしたり、一緒に料理をしたりして、なるべく子どもたちと関わるようにしている」と語る。食事の準備や片付け、宿題の答え合わせといった負担も重く「毎日本当にくたくたになっている。肉体的にも精神的にも参ってしまう」と打ち明けた。

 相談員の大山友美さん(56)は「母親同士で話す機会が減り、苦労などを共有できなくなった人が多い。周りの方が『頑張ってるね』と声を掛けてあげてほしい」と言う。担当の柏原としこさん(49)は「新型コロナの影響で収入が減り、金銭的な余裕がない家庭も少なくない。気軽に相談に来てほしい」と話した。

 当面は今月末までの開催を予定し、月・水・金曜の午前10時、正午、午後2時の計3回実施する。料金は1人につき大人300円、子ども100円。経済的に支払いが難しい家庭に対しては、相談も受け付ける。

 利用希望日前日の正午までに予約する。連絡先は石巻復興支援ネットワーク0225(23)8588、土日は080(8215)4759=午前10時〜午後4時=。

※ママと子どもたちの応援企画「ママこども食堂特別編」 - 石巻復興支援ネットワーク(やっぺす石巻)
https://www.yappesu.jp/2020-5-13-%EF%BD%8D1/


2020年05月21日木曜日


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