女川の産業、CFで支援 七十七銀行や運営会社協力

女川町のCFを紹介するサイトの画面(ミュージックセキュリティーズ提供)

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた女川町の事業者を支援するクラウドファンディング(CF)「START AGAIN! ONAGAWAプロジェクト」が1日、始まった。応募があった支援金の返礼として商品券や商品などを送り、プロジェクトを通じて産業再生を図る。

 CFは町関係者や事業者らでつくる第二期女川町復興連絡協議会が立ち上げ、七十七銀行とCF運営会社「ミュージックセキュリティーズ」(東京)が協力。飲食店や土産物店など14事業者が参加する予定で、2日までに11事業者が出品している。

 前売り商品券、物品販売、連絡協への寄付の3種類を募集し、総額500万円が目標。商品券は各店舗で食事や買い物などに利用でき、物品販売はオリジナルTシャツなど女川ならではの商品を届ける。連絡協への寄付は今後の活動資金に充てる。

 募集期間は30日まで。商品は7月中に順次発送し、商品券の使用期間は8月1日〜12月31日とする。

 連絡協はCFを契機に、町内の買い物支援や町外の人がどこからでも女川の商品を買える仕組みづくりを目指す。磯部哲也事務局長は「今まで通り女川に来てと言うのが難しい状況。町のファンを増やして、女川のお店を選んでもらえる方法を考えている。まずはCFを通して女川を知ってもらい、お店も応援してもらえたら」と話す。

 CFの立ち上げに当たっては、連絡協理事も務める七十七銀が手数料の一部を負担し、参加店の取りまとめなどにも協力している。同行の庄司大志女川支店長は「既存の取引の有無にかかわらず、地域を支援する仕組みが必要と考えた。コロナ後の新しい町の姿を考えるための後押しをしてほしい」と語った。


2020年06月03日水曜日


先頭に戻る