雄勝硯石でアクセサリー作り 石巻・ふるさと子どもカレッジ開校

硯石に絵付けをする子どもたち

 石巻市の歴史や伝統文化、自然を体験を通して学ぶ市教委の「ふるさと子どもカレッジ」が12日、開校した。1回目は、「雄勝硯(すずり)石で製作体験」を同市雄勝町の雄勝硯伝統産業会館で行った。

 市内の小学5、6年生12人が参加し、直径7センチ、厚さ5ミリほどの硯石製メダルに、水性絵の具で絵付けをするアクセサリー作りに挑戦した。雄勝硯生産販売協同組合事務局長の千葉隆志さんが講師を務めた。

 参加者は鉛筆で下絵を描いた後、好きな色の絵の具でメダルに思い思いの図柄を描いた。音符を配置したものや自分の好みの色を集めてカラフルに仕上げたものなどがあった。

 緑色で陸、青で海、白で空に浮かぶ雲を表現した釜小5年の石川尚人君(10)は「ブルーインパルスが大好きなので、陸海空の自衛隊カラーをイメージしてみた」と話した。

 絵付けを終えた石は乾燥させた後、ラッカーで表面を保護、ホルダーを付けて完成させた。最後にみんなで作品を見せ合い、笑顔があふれた。

 一行は製作の前に館内を見学し、雄勝石でできた硯や工芸品を見たり、その歴史について学んた。

 2回目以降は、三輪田窯の陶芸体験、北上の自然を学ぶワークショップ、牡鹿でクジラについて知る工作−の三つの体験を行う。来年2月21日に閉校式と「ジュニアリーダーと交流しよう」を実施する。


2020年09月13日日曜日


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